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宇宙船A・R・ウォレス号の冒険


<あらすじ>
 時は22世紀後半。光速航行手段を獲得した人類は、その勢力圏を飛躍的に拡大した。しかし、知的生命体との遭遇は、未だ果たされていなかった。
 そんな中で、リアルタイムの出会いではなく、過去に存在した知的生命体の痕跡、即ち、失われた古代異星文明の探査を模索する動きが出てきた。
 名付けて「宇宙考古学」。
 その第一号学者、スチュワート博士を隊長とする、第一次調査隊を乗せた「A・R・ウォレス」号が地球を飛び立った。
 目指すは、無人探査機のデータから最もその確率が高いとされた「へび使い座」方面、第33宙域...




<はじめに書く「あとがき」>
 この話は、以前「宇宙人はいるか?」という問いに、天文学者の方が「他の天体に生命が発生する可能性はあるとしても、人類と同時期に同程度の知的水準にある生命体が存在する確率は低い」と答えていたのをヒントに考えました。
 タイトルは、言わずもがな「宇宙船ビーグル号の冒険」が元ネタです。(もっとも、ビーグル号がチャールズ・ダーウィンの乗った船の名であるのに比べて、こちらは人名そのものですが…)
 作中では、宇宙船は光速で飛行することになっていますが、その原理も一応考えてあります。超ミニブラックホールを利用するのですが、既存の動作原理とは異なる、オリジナル(のつもり)です。ちなみに宇宙船は、いわゆる「ドーナツ型宇宙ステーション」の形に近いのですが、ドーナツの中は人間ではなく、ブラックホールが回っています。(なぜ、周囲の物体が吸い込まれずに、回っていられるのかがミソなんですが…)
 なお、第一話は野郎のみの登場ですが、第二話以降では女性が登場する予定です。


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