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ミドルアームズ
＜あらすじ＞
２１世紀末。人類は太陽系辺境にまで進出していた。
そんな中で、地球を中心とする勢力と外惑星系勢力との間では、人類の歴史が数限りなく繰り返してきたパターン、即ち独立戦争が繰り広げられていた。
火星と木星の間の小惑星の１つ、外惑星軍の補給ステーション「アルバトロスＧ−３」は地球軍先遣艦隊に急襲され、占拠された。が、それは艦隊司令部にとっては厄介者である１２名の士官候補生を、体よく置き去りにするための作戦外の行動だったのだ。
候補生達は、２名の上官とそこで「訓練」という名の、束の間の休息を得ることになる、筈だった。
だがそこには、敵だけではなく味方からも恐れられている特殊コマンド「パープルローズ」の冬眠カプセルが、配送待ちで待機していたのだった。
彼らは偶然居合わせた２名のコマンド隊員とともに、「５人で巡洋艦１隻に匹敵する」と言われている史上最強の戦士達を相手に、勝ち目の無い戦いを強いられる事になるのだった。
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