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88mm砲 Flak36

 今回は、情景写真でもなく年賀状用の元画像でもない特別編です。
 ここ数年、模型製作はパッタリ止まっていたのですが、なぜか勢い(笑)で再開。既に3作ほど完成(いずれも、途中まで作ってその後放置していたもの)しましたので、記録しておくことにしました。

 タミヤ製1/35の88mm砲 Flak36です。(キット自体はFlak37とのコンバーチブル)
 2号戦車と同じく、北アフリカに展開した第15機甲師団所属のものです。
 本キットは、再開第三作です。
 と言っても、本体と後部の台車(リンバーと呼ぶそうです。)はほぼ完成済で、今回のメインは前部の台車でした。

 最大の問題点は、本体と後部台車を作った時(多分、20世紀のことだったと思う(笑)の記憶が殆ど無いこと。
 なので、既存分と新作分の質感をどう合わせるかが課題となりました。
 かすかな記憶から既存分は、(1)缶スプレーのダークイエローで下塗り、(2)筆塗りでレタッチ(スプレーを塗料皿に吹き付けて採取したような気が…)、(3)エナメルのダークイエローでウェザリング(ドライブラシ)、という手順だったと結論付け。

 新規にダークイエロー(瓶)を調達して、ランナーに残っていた下塗り色と比較してみたところ、ちょっと暗かったので白を加えてみたら、ほぼ同色になりました。
 これをエアブラシで全面に塗布し、エナメルでウェザリングを施したところ、パッと見には分からない程度に収まりました。(とはいえ、じっくり比較すると既存分はやや赤っぽく、新作分はやや青っぽく見えます。多分経年変化による退色と思われますが、この程度は仕方ないかも。)

 ちなみにですが、台車上のリールに巻きつけるケーブルを再現するためのパーツ(ビニールチューブ?)は、スチロール樹脂を侵食します。(保管時に一部が砲弾パーツに掛かっていて、砲弾が変形していました…)


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